ハイトーンが出やすい歯並び

 
トランペット奏者の歯の写真を見ると、多くの割合で上の前歯2本の間に隙間が開いている奏者が見つかる。歯科の専門的には審美的にも悪いため間を開けて補綴することはない。しかし、専門的にみて明らかに故意に開けてあると思われる写真もある。
間を開ければ、息の通りは良くなり、スロートの穴にむけてストレートに息が入り、息のスピードも速くなる。ハイトーンでは速い息のスピードが必要であり、間を開ける事によりそれを容易にできることは理論的に考えられる。

 
症例 1 私自身の場合
私はもともとハイトーンが苦手であったため、実際に自分の前歯2本の真ん中をスライスして試してみた。結果は成功であった。ハイDを出すがやっとであったが、ハイF〜Gまで楽に出るようになった。また、苦手であったピッコロトランペットもうまく吹けるようになった。しかし、過ぎたるは及ばざるがごとし、開けすぎるとスカスカな音になってしまうので注意を要する。私も開けすぎてしまったので、充填してやや間を狭くしました。人によっては、葉書2枚分位のすき間が良いと言う人もあれば私の場合は0.7mm位開けています。